ベランダから雨漏りが発生する原因・対処方法とは?応急処置の方法から防水工事の種類まで解説!

ベランダは建物・住宅の中でも雨漏りリスクが高い場所とされ、その水はけの悪さから防水工事を欠かす事は出来ません!
しかし、その一方でベランダから発生する雨漏りの原因は、防水層の劣化に限らず多岐に渡ります。
雨漏りを解決する為には、その原因をしっかりと特定し最適な施工を施す事が必要です。
そこで、この記事ではベランダから発生する雨漏りの原因や対処方法を中心に、防水工事の種類や雨漏りを未然に防ぐチェックポイントまで詳しい情報を解説致します!
しかし、その一方でベランダから発生する雨漏りの原因は、防水層の劣化に限らず多岐に渡ります。
雨漏りを解決する為には、その原因をしっかりと特定し最適な施工を施す事が必要です。
そこで、この記事ではベランダから発生する雨漏りの原因や対処方法を中心に、防水工事の種類や雨漏りを未然に防ぐチェックポイントまで詳しい情報を解説致します!
ベランダから発生する雨漏りの原因・対処方法
まずはじめに、ベランダから発生する雨漏りのよくある原因・対応方法について詳しくご説明いたします!
防水層の劣化


屋外スペースである事から雨水を直接受ける床面には、防水工事を欠かす事は出来ません!
防水層の劣化はひび割れ・破れ・割れなどを招き、そこから雨水の浸水を招いてしまいます。
対処方法:防水工事

◆各種防水工事 (税込)13,750円/㎡~
防水層の劣化が進行している場合に必要となるのが、「防水工事」です!
新たな防水層を形成する事で、床面の防水機能を復活させる事が出来ます。
ただし、一口に防水工事といってもその特性は工法によっても変わってきますので、施工箇所の状態に最適な種類を選ぶ必要があります!
ベランダの防水工事には、「ウレタン防水」「FRP防水」が多く採用されています。
新たな防水層を形成する事で、床面の防水機能を復活させる事が出来ます。
ただし、一口に防水工事といってもその特性は工法によっても変わってきますので、施工箇所の状態に最適な種類を選ぶ必要があります!
ベランダの防水工事には、「ウレタン防水」「FRP防水」が多く採用されています。
笠木の劣化


「笠木」とは、ベランダ外周部に設置された立ち上がり壁(パラペット)上部に設置される仕上げ材を指します。
パラペットを紫外線・雨風から保護する大切な役割を担っていますが、その一方でベランダの中でも雨漏りリスクが高い場所として知られています!
まず、雨漏りリスクの大きな要因となるのが、笠木同士の合わさり部に施工されたコーキングの劣化です!
コーキングは紫外線に弱く、浴び続ける事で硬化・ひび割れ・破断などを生じさせてしまいます。
そうして出来た隙間は、外壁内部・躯体部への浸水を招いてしまいます!
また、一般的に笠木には錆に強い特性を備える「ガルバリウム鋼板」や「アルミ製」の素材が多く使用されますが、そうした素材も絶対に錆びないという訳ではありません。
飛来物の落下などにより生じた傷から錆が発生し、その広がりによる穴あきから浸水してしまうケースもありますので注意が必要です!
パラペットを紫外線・雨風から保護する大切な役割を担っていますが、その一方でベランダの中でも雨漏りリスクが高い場所として知られています!
まず、雨漏りリスクの大きな要因となるのが、笠木同士の合わさり部に施工されたコーキングの劣化です!
コーキングは紫外線に弱く、浴び続ける事で硬化・ひび割れ・破断などを生じさせてしまいます。
そうして出来た隙間は、外壁内部・躯体部への浸水を招いてしまいます!
また、一般的に笠木には錆に強い特性を備える「ガルバリウム鋼板」や「アルミ製」の素材が多く使用されますが、そうした素材も絶対に錆びないという訳ではありません。
飛来物の落下などにより生じた傷から錆が発生し、その広がりによる穴あきから浸水してしまうケースもありますので注意が必要です!
対処方法:コーキング(シーリング)の打ち替え・笠木の交換


◆コーキング(シーリング)の打ち替え (税込)33,000円~
◆笠木交換工事 (税込)11,000円/m~
◆笠木交換工事 (税込)11,000円/m~
雨漏りの原因が笠木に施されたコーキングにある場合、コーキング打ち替え工事によって復旧する事が可能です!
既存の劣化したコーキングを撤去し、新たなコーキングを打ち込むことで防水性を回復できます。
ただし、下地が著しく損傷している場合や笠木自体に穴あきがある場合、コーキングの打ち替え工事だけでは解決する事は出来ません!
そうした場合、下地材と併せて笠木の交換を行う「笠木交換工事」が必要となります。
仕上げ材である笠木はもちろん、下地材の防水処理をしっかりと行う事で雨漏りの解決と併せて笠木そのものの耐久性・防水性を向上させる事が可能です。
上記の通り、雨漏りの原因がコーキングの劣化である場合も下地部分の状態によっては適切な工事方法が変わってきます。
最適な施工方法のご提案には原因の特定はもちろん、その被害範囲をしっかり確認する事もポイントです。
既存の劣化したコーキングを撤去し、新たなコーキングを打ち込むことで防水性を回復できます。
ただし、下地が著しく損傷している場合や笠木自体に穴あきがある場合、コーキングの打ち替え工事だけでは解決する事は出来ません!
そうした場合、下地材と併せて笠木の交換を行う「笠木交換工事」が必要となります。
仕上げ材である笠木はもちろん、下地材の防水処理をしっかりと行う事で雨漏りの解決と併せて笠木そのものの耐久性・防水性を向上させる事が可能です。
上記の通り、雨漏りの原因がコーキングの劣化である場合も下地部分の状態によっては適切な工事方法が変わってきます。
最適な施工方法のご提案には原因の特定はもちろん、その被害範囲をしっかり確認する事もポイントです。
排水口の詰まり

ベランダに降った雨水の排水は、「排水口」に依存しています!
その為、排水口が土・枯れ葉・ゴミなどで機能していないと、雨水の滞留を招きます。
滞留した雨水は予期せぬ部分に流れる事で雨漏りの原因となり、さらに防水層の劣化を早めてしまう大きな要因となりますので注意が必要です。
その為、排水口が土・枯れ葉・ゴミなどで機能していないと、雨水の滞留を招きます。
滞留した雨水は予期せぬ部分に流れる事で雨漏りの原因となり、さらに防水層の劣化を早めてしまう大きな要因となりますので注意が必要です。
対処方法:排水口の清掃

排水口の清掃は、ご自身で日常的に行われることがおすすめです!
数カ月に一度は清掃を行うと同時に、水がしっかりと流れるか否かを確認しましょう。
土やヘドロが多く、清掃が難しいと言う場合であれば、ぜひ私達にご相談下さい!
数カ月に一度は清掃を行うと同時に、水がしっかりと流れるか否かを確認しましょう。
土やヘドロが多く、清掃が難しいと言う場合であれば、ぜひ私達にご相談下さい!
ベランダに採用されることの多い防水工事の種類
前述の通り防水工事の種類は様々ですが、その中でもベランダ防水工事に採用される事が多いとされているのが「ウレタン防水」「FRP防水」の2つです。
以下に、それぞれの特徴をご紹介いたします!
以下に、それぞれの特徴をご紹介いたします!
ウレタン防水工事の特徴

◆施工期間の目安 10~15年
◆耐用年数の目安 5~7日程度
◆耐用年数の目安 5~7日程度
「ウレタン防水」は液状のウレタン樹脂を塗布して継ぎ目のない防水層を形成する工法であり、数ある防水工事の中でも最も採用されている工法です。
液状の防水材を使用する事から複雑な形状の屋上やベランダにも適用可能で、施工場所を選びません!
また、何度でも塗り重ねが可能な事もウレタン防水工事を選ぶ利点の一つです。
ただし、均等な厚みを持つ防水層を塗布作業で形成する必要がある事から、その仕上がりは職人の腕に大きく左右されるデメリットがあります。
さらに、塗布・乾燥工程が繰り返し必要になる為、施工期間が長くなりがちな点にも注意が必要です!
液状の防水材を使用する事から複雑な形状の屋上やベランダにも適用可能で、施工場所を選びません!
また、何度でも塗り重ねが可能な事もウレタン防水工事を選ぶ利点の一つです。
ただし、均等な厚みを持つ防水層を塗布作業で形成する必要がある事から、その仕上がりは職人の腕に大きく左右されるデメリットがあります。
さらに、塗布・乾燥工程が繰り返し必要になる為、施工期間が長くなりがちな点にも注意が必要です!
FRP防水工事の特徴

◆施工期間の目安 12~20年
◆耐用年数の目安 1~2日程度
◆耐用年数の目安 1~2日程度
「FRP防水」は液状のポリエステル樹脂とガラスマットを組み合わせて施工し、継ぎ目のないシームレスな防水層を形成する工事方法です。
軽量でありながら高強度で、耐薬品性・耐候性に優れた防水層を形成する事が出来ます!
また、1〜2日程度で工事を完了できることから、マンションの共用部など出来るだけ工期を抑えたいと言う場合にも適した工法と言えます。
一方、形成される防水層は柔軟性・弾性に乏しい特性を持っていますので、お住まいに軋みが発生した場合にひび割れが生じてしまうリスクがあります。
その為、軋みを生じさせる可能性の高い「木造住宅」への採用は適していません。
軽量でありながら高強度で、耐薬品性・耐候性に優れた防水層を形成する事が出来ます!
また、1〜2日程度で工事を完了できることから、マンションの共用部など出来るだけ工期を抑えたいと言う場合にも適した工法と言えます。
一方、形成される防水層は柔軟性・弾性に乏しい特性を持っていますので、お住まいに軋みが発生した場合にひび割れが生じてしまうリスクがあります。
その為、軋みを生じさせる可能性の高い「木造住宅」への採用は適していません。
ベランダからの雨漏りを未然に防ぐチェックポイント!
雨漏りを未然に防ぐ為には、劣化症状や兆候を見逃さない事も大切です!
ベランダはお住まいの中でも、ご自身で気軽に劣化症状や異常を確認出来る数少ない場所と言えます。
普段意識する事は難しいと思いますが、定期的に以下のポイントをチェックされることで雨漏りリスクを低減する事が出来ます!
ベランダはお住まいの中でも、ご自身で気軽に劣化症状や異常を確認出来る数少ない場所と言えます。
普段意識する事は難しいと思いますが、定期的に以下のポイントをチェックされることで雨漏りリスクを低減する事が出来ます!
床面の異常

まずチェックをしていただきたいのが、床面の異常です!
工法によっても変わってきますが、防水層は劣化が進行する事で色褪せ・変色・ひび割れ・剥離などを生じさせます!
防水層の劣化は水はけの悪いベランダにおいて、雨漏りに直結する重要な問題です!
少しでも異常を感じたら、専門業者へ点検を依頼しましょう!
工法によっても変わってきますが、防水層は劣化が進行する事で色褪せ・変色・ひび割れ・剥離などを生じさせます!
防水層の劣化は水はけの悪いベランダにおいて、雨漏りに直結する重要な問題です!
少しでも異常を感じたら、専門業者へ点検を依頼しましょう!
笠木の異常

パラペット上部に被せられた笠木も、日常的にチェックしておきたい場所の一つです!
笠木同士の合わさり部に施されたコーキングのひび割れ・破断や、笠木自体の錆付き・穴あきの発生に注意しましょう。
たとえ小さい隙間でも、雨水の浸水箇所となる事には違いありません!
少しでも隙間があると感じたら、専門業者に相談してみましょう。
笠木同士の合わさり部に施されたコーキングのひび割れ・破断や、笠木自体の錆付き・穴あきの発生に注意しましょう。
たとえ小さい隙間でも、雨水の浸水箇所となる事には違いありません!
少しでも隙間があると感じたら、専門業者に相談してみましょう。
排水口の詰まり・異常

雨が降っている状態ではベランダに出る事も少ないと思いますので、排水口の詰まりは意外と気付きにくいポイントかもしれません。
しかし、だからこそ日常の中で意識的にチェックを行う事が大切と言えます!
数カ月に一度は清掃と併せ、排水がしっかりとされているか確認する事も大切です。
しかし、だからこそ日常の中で意識的にチェックを行う事が大切と言えます!
数カ月に一度は清掃と併せ、排水がしっかりとされているか確認する事も大切です。
ベランダの雨漏り調査におすすめ!「赤外線カメラ」を併用した雨漏り調査

ベランダは雨漏りリスクが高い場所と言われていますが、それは「雨漏りが生じる可能性が高い場所が多い」ということも理由の一つと言えます!
その為、ベランダから発生した雨漏り調査は難航してしまうケースが多いという現実があり、
「せっかく費用を掛けて補修を行ったのに雨漏りの再発してしまった..」
「リフォーム会社に調査を依頼したが、原因がわからないと言われてしまった…」
という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ベランダから発生した雨漏り調査に特におすすめしたいのが、「赤外線カメラ」を併用した調査です!


【赤外線カメラ併用による雨漏り調査】
表面の温度変化を可視化する赤外線カメラを使用すれば、雨漏りの原因が疑われる箇所をスピーディに調査する事が出来ます。
併せて目視調査・散水試験を行う事で原因・被害範囲をピンポイントで特定出来る為、無駄な補修・メンテナンス方法をご提案してしまうこともありません!
赤外線カメラを併用した雨漏り調査は、まさに「難航しやすいベランダの雨漏り調査にピッタリの調査方法」です!
ベランダからの雨漏り被害の調査・修理をご検討されている方がおられましたら、ぜひ私達に安心してお任せください。
現在、お困りになられている雨漏りの解決と併せ、将来的な雨漏りリスクを軽減させる対策のご提案も可能です!
メール・お電話にて、お客様からのご相談を心よりお待ちしております!
併せて目視調査・散水試験を行う事で原因・被害範囲をピンポイントで特定出来る為、無駄な補修・メンテナンス方法をご提案してしまうこともありません!
赤外線カメラを併用した雨漏り調査は、まさに「難航しやすいベランダの雨漏り調査にピッタリの調査方法」です!
ベランダからの雨漏り被害の調査・修理をご検討されている方がおられましたら、ぜひ私達に安心してお任せください。
現在、お困りになられている雨漏りの解決と併せ、将来的な雨漏りリスクを軽減させる対策のご提案も可能です!
メール・お電話にて、お客様からのご相談を心よりお待ちしております!