東京都江東区|RC造マンションの出窓雨漏りを赤外線調査
東京都江東区にある築36年のRC造タイル貼りマンションにお住まいのお客様より、「数年前から出窓4か所で雨漏りが続いている」とご相談をいただきました。
過去に補修工事を実施したものの改善が見られず、原因を正確に把握したうえで再発防止につながる修繕を希望されていました。
今回は、目視調査と赤外線カメラを組み合わせた非破壊調査を実施し、漏水箇所周辺の状態を詳しく確認しました。
被害状況の説明
現地調査では、室内の出窓周辺に雨染みやクロスの変色が確認されました。
特に窓上部から天井際にかけて広範囲に変色しており、長期間にわたり水分の影響を受けていたことがうかがえます。
また、出窓周辺のロールスクリーンには茶色いシミが広がっている様子や、出窓カウンター(窓台)も雨水を含んで黒く変色している様子から、過去から継続して漏水が発生していることが確認できました。
雨漏りは天井や壁紙の汚れだけでなく、内部の下地材や断熱材の劣化、さらにはカビの発生につながる可能性があります。
特にRC造建物では、水がコンクリート内部を伝って離れた場所へ流れるケースもあるため、室内の症状だけで浸入口を判断することは困難です。
赤外線カメラによる調査
出窓上部の室内調査
まずは雨染みが確認されている出窓上部を赤外線カメラで調査しました。
赤外線画像では、目視で雨染みが確認できる周辺に温度分布の違いが見られました。
赤外線カメラは建物表面の温度差を可視化する機器であり、温度変化のある範囲を確認できます。
ただし、赤外線画像のみで浸水していると断定することはできません。
目視調査や建物の構造、雨漏りの発生状況などを総合的に判断することが重要です。
外壁側の赤外線調査
続いて建物外部から出窓周辺の外壁を調査しました。
外壁の赤外線画像では、出窓付近の一部に周囲とは異なる大きな温度分布が確認されました。
これは外壁表面の状態に違いがあることを示しており、室内で確認された症状との位置関係も踏まえながら調査を進めました。
赤外線調査は壁を壊さずに広範囲を確認できるため、雨漏り調査において非常に有効な手法です。
目視では判断しづらい異常箇所を効率的に把握できることが大きなメリットです。
ワンポイント:補修しても雨漏りが止まらない理由
雨漏りは、水が侵入している場所と室内で漏れてくる場所が一致しないケースもあります。
特にRC造では、コンクリート内部や防水層の上を水が移動するため、症状が現れた場所だけを補修しても改善しないことがあります。
そのため、補修工事を行う前に原因を正しく調査することが重要です。
赤外線カメラや散水調査などを組み合わせることで、原因の絞り込みや適切な補修計画につながります。
外壁・その他箇所の調査
建物外部では、出窓周辺を中心に外壁全体の状態を確認しました。
今回の調査では、壁面や出窓周辺を重点的に調査し、室内で確認された漏水箇所との位置関係を確認しています。
RC造タイル貼り建物では、タイル目地やサッシ周辺、シーリング、防水層など複数の部位が雨水の侵入口となる可能性があります。
そのため、一箇所だけではなく周辺を含めて総合的に確認することが重要です。
調査結果
調査結果を総合的に判断し、壁面・出窓回りからの雨漏りが発生している状況を確認しました。
なお、実際の施工方法については建物の状態を踏まえ、お客様とご相談しながら最適な内容をご提案いたします。
雨漏りでお困りの方は「雨漏り専門赤外線調査.com」へご相談ください
雨漏りは、発生している場所と実際の侵入口が異なるケースが多く、原因を特定しないまま補修を行っても再発してしまうことがあります。
雨漏り専門赤外線調査.comでは、赤外線カメラを活用した非破壊調査をはじめ、建物の状況に応じた調査方法を組み合わせ、原因の特定に努めています。
「何度修理しても雨漏りが止まらない」「本当の原因を知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
適切な調査とご提案で、安心して暮らせる住まいづくりをサポートいたします。