天窓からの雨漏り…実は屋上が原因?板橋区での赤外線調査
東京都板橋区にお住まいのお客様より、「築21年ほどの我が家で、天窓(トップライト)から雨漏りが発生して困っている」とのご相談をいただきました。
数か月前に他社でコーキングによる部分補修を行ったばかりとのことですが、先日の強い風雨の際、天窓の固定ネジ2か所から再び水がポタポタと滴り落ちてきてしまったそうです。
お客様は該当するネジ周辺の部分的な再補修をご希望されていましたが、雨漏りは「出口」だけを塞いでも解決しないケースが多々あります。
そこで今回は、建物に傷をつけずに内部の水漏れルートを視覚化できる「赤外線カメラ」を用いた専門調査を実施いたしました。
被害状況の説明
天窓は、お部屋に明るい光を取り入れてくれる素晴らしい設備ですが、屋根に穴を開けて設置する構造上、どうしても雨漏りリスクが高まりやすい部位でもあります。
現地にてお部屋の中から天窓を見上げると、サッシ周辺に雨染みのような跡が見られました。
今回のケースでは、一度コーキングで補修したのにもかかわらず、わずか数か月後の風雨で再びネジから漏水しています。
天窓からの雨漏りを「ただの経年劣化」や「シールの隙間」と決めつけて放置すると、天井裏の木材や下地が常に湿った状態になり、最悪の場合は木部の腐食やシロアリの発生、さらにはアレルギーの原因となるカビの繁殖へとつながってしまいます。
また、雨水の侵入経路は天窓そのものだけでなく、さらに高い場所にある外壁や屋上から壁の内部を伝ってきている可能性も十分に考慮しなければなりません。
赤外線カメラによる調査
水分が蒸発する際に周囲の熱を奪う性質(気化熱)を利用し、目視では分からない壁や天井の「温度変化」から水の通り道を捉えます。
天窓周辺天井のサーモグラフィ画像
まずは天窓付近の天井クロスを赤外線カメラで撮影しました。
画像を確認すると、天井の一部に青緑に温度が低下している(周囲より冷たくなっている)エリアがはっきりと確認できます。
これは、クロスの裏側に水分が滞留している、あるいは雨水が現在進行形で通っていることを強く示唆する反応です。
室内複数箇所における温度変化
さらに調査を進めると、天窓のすぐ側だけでなく、室内の他の天井や壁の境界付近、さらには階段室に近い箇所など、複数のエリアにおいても局所的な温度低下(青い反応)が確認されました。
これにより、「天窓単体の不具合」というよりも、「建物の上部から別のルートを伝って広範囲に雨水が回り込んでいるのではないか」という疑いが強まりました。
赤外線カメラ調査は、壁や天井を剥がす必要がない「非破壊調査」です。
大切なお住まいを一切傷つけることなく、雨漏りの大まかな侵入ルートを視覚的に絞り込めるのが最大のメリットです。
ワンポイント:部分補修を繰り返しても直らない雨漏りの罠
しかし、雨水の「入口」が別の場所にある場合、出口を塞がれた水は行き場を失い、壁の内部でさらに広がり、別の隙間から出てくるようになります。
修繕後での再発は、天窓ではなく別の外壁や屋根の継ぎ目が「真の入口」であるケースが非常に多いのです。
屋外・その他箇所の調査(ペントハウス周辺)
室内でのサーモグラフィ結果を受け、雨水の侵入源となり得る屋外の「高い場所」の調査を行いました。
本物件の設計図面および外観を確認すると、丸みを帯びた特徴的な屋根の奥(上部)に、屋上バルコニーへ出入りするための「ペントハウス(塔屋・階段室)」が設置されています。
続いて、このペントハウスの外壁および屋根の接合部をサーモグラフィカメラで屋外から測定いたしました。
すると、ペントハウスの屋根先端にある「水切り板金(笠木)」とそのすぐ下にある外壁の凹凸意匠ライン「パラペット・モール部」の継ぎ目(境界線)付近において、温度変化を伴う反応が映し出されたのです。
この部分は風雨を最も遮るもののない高さにあり、台風などの強風時には雨水が下から吹き上げるように叩きつけられます。
デザイン性の高い凹凸形状は雨水が滞留しやすく、経年や微細な隙間から水が内部へ侵入しやすい構造的弱点になり得る場所です。
ここから侵入した雨水が、壁の内部の柱や下地を伝って階下の天井裏へと流れ落ち、最終的に「天窓のネジ」から溢れ出ていた可能性が浮上しました。
調査結果とご提案
今回の赤外線カメラ調査により、雨漏りの原因は天窓単体の不具合だけにとどまらず、「屋上ペントハウスの水切り・パラペット継ぎ目付近から雨水が侵入し、壁の内部を伝って天窓周辺へ到達している可能性が非常に高い」という結論に至りました。
ただし、雨漏り修理において最も重要なのは「原因の完全な特定」です。
推測だけで大がかりな外壁・屋上工事を行ってしまうと、お客様に無駄な出費を強いることになりかねません。
そこで弊社からは、原因特定の「散水試験」のご提案をさせていただきました。
疑わしいペントハウスの継ぎ目部分や天窓周辺に、実際にホースで水をかけ、どのルートから水が室内に漏れてくるかを完全に再現・特定する試験を行います。
これにより「ここが入口だ」と100%断定した上で工事に移ります。
雨漏りのお悩みは「雨漏り専門赤外線調査.com」へご相談ください!
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そんな不安を抱えていらっしゃいませんか?
雨漏りは、確かな科学的根拠に基づいて原因を特定しなければ、何度補修しても止めることはできません。
私たち「雨漏り専門赤外線調査.com」は、最新鋭の赤外線カメラと豊富な経験を持つ専門技術者が、あなたの大切なお住まいを傷つけることなく、雨漏りの隠れた原因を徹底的に突き止めます。
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