狛江市駒井町在住のお客様から、「ベランダの床のキシミが気になり、雨漏りの点検と修繕の見積もりをお願いしたい」とのご相談をいただきました。
十数年前に台風で軒天が剥がれてしまった際、ホームセンターで購入した板で簡易的に補修されたそうですが、その後ベランダの床に違和感が生じているとのことです。
また、約5年前には1階の下駄箱付近で雨漏りが発生した経験もあり、ベランダからの浸水を深く懸念されていました。
今回は、赤外線サーモグラフィーカメラなどの専門機器を駆使し、建物の状態を徹底的に調査していきます。
まずは、バルコニーの外観全体と手すりの状態を調査しました。
手摺には、全体的にサビが発生しており、経年による劣化も見受けられます。
バルコニーの軒天を下から見上げると、過去の補修箇所を含め、構造全体にわたって傷みが広がっていることが分かりました。
こうした劣化を放置すると、雨水が内部へ浸入し、木部の腐食などにつながる恐れがあるため、早めの点検が必要です。
バルコニー下部および軒天の接合部付近に見られる劣化状況を調査しました。
バルコニー側面では、塗膜の剥がれと、長年にわたって雨水が流れ落ちたような黒ずんだ雨だれ跡を確認できます。
これらは、外部からの浸水が構造体へ影響を及ぼしている可能性を示すサインです。
放置すると内部の腐食につながる恐れもあるため、早めの点検が必要になります。
軒天の一部が再び剥がれかかっており、浸水による影響が疑われる状況です。
そこで赤外線サーモグラフィー調査を実施したところ、温度変化を解析することで、内部に水分を含んだ湿潤箇所を可視化できました。
目視では把握しにくい内部の状態も把握でき、雨水の浸入箇所を特定する手がかりとなります。
写真は、軒天の該当箇所をより近くから撮影した様子です。
別の角度からも赤外線撮影を行いました。
目視では捉えにくい内部の水分状況も把握でき、原因究明につながる重要な手がかりとなります。
▼ワンポイント:赤外線カメラによる非破壊調査のメリットとは?
赤外線サーモグラフィー調査は、水分を含んだ部分が周囲と異なる温度変化を示す特性を利用した診断技術です。
建物を解体せず、壁や天井の内部に生じた温度差を視覚的に把握できるため、目視では分かりにくい水分の滞留箇所を把握するのに役立ちます。
建物への負担を抑えながら、漏水の原因を探る手がかりを得られる点が特徴です。
バルコニー床面の全体像です。
防水層が広範囲にわたって劣化し、防水性能の低下が見られます。
さらに、近接して確認すると、床面の亀裂(クラック)が広がっていることも分かりました。
このような亀裂から雨水が内部へ浸入すると、下地や木部の腐食につながる恐れがあります。
劣化が進行する前に、適切な補修を行うことが重要です。
調査の結果、バルコニー床面に生じた多数の亀裂から雨水が浸入し、軒天の漏水や過去の1階室内への雨漏りを引き起こした可能性が高いと判断しました。
傷んだ床面の防水改修と、劣化した軒天の張り替え・補修が必要な状態です。
今回は、建物の耐久性を維持・回復するための施工プランをご提案しました。
軒天の雨漏りでお悩みなら「雨漏り専門赤外線調査.com」へ
今回は、狛江市駒井町のお住まいで、バルコニー床の劣化と過去の雨漏りについて調査を行いました。
調査では、防水層の亀裂や軒天への浸水跡を確認し、専門的な改修が必要な状態でした。
床のキシミや軒天の剥がれ、雨漏り跡を放置すると、内部の木部が腐食し、被害が広がる恐れがあります。
早めの点検や適切な補修が必要です。
「雨漏り専門赤外線調査.com」では、赤外線診断による雨漏り調査から修繕まで対応しています。
バルコニーの不具合や雨漏りが気になる方は、症状が小さいうちに専門家へご相談ください。
同じ地域の施工事例