工事のきっかけ
君津市常代にお住まいのお客様より、雨漏り調査のご相談をいただきました。
天井から水が垂れてきており、一部では弛みが発生してしまっているとの事です。
現地に伺い浸水箇所・屋根の状態を目視と赤外線カメラで調査したところ、棟板金部分に不具合が見られた。
そこで、今回は樹脂製貫板を使用した「棟板金交換工事」を実施させていただきました。
それでは、雨漏り調査の様子から詳しくご紹介いたします。
今回、雨漏りが発生したのは和室天井からとの事です。
現場を確認したところ、天井には大きな雨染みが拡がっており、場所によっては天井材が水分の影響を受けてたわんでいる様子も確認されました。
このまま放置をしてしまえば、天井材が落下してしまう事態も考えられます。
つづいて、
赤外線カメラを用いて天井内部の浸水状況を調査していきます。
特に雨染みが広がっている部分を中心に確認したところ、内部に水分が滞留していることがはっきりと確認されていました。
また、表面上は特に問題ない箇所も内部に湿気を帯びていることが確認され、雨漏りの被害が想定以上に広がっていることが分かりました。
次に屋根の状態を確認したところ、屋根材にはスレートが使用されていました。
最近、屋根塗装が施されたばかりとのことで、屋根材自体には損傷などは確認されません。
一方、雨漏りが発生している室内箇所の周辺には棟板金が位置しており、ここに劣化の可能性があると判断しました。
棟板金の一部を撤去して内部を確認したところ、予想通り内部に雨水が侵入しており、下地の貫板も湿気を含んで黒ずんでいる状態でした。
築28年のお住まいとの事ですが、下地である「貫板」のメンテナンスは一度もされていないとの事です。
ここまでの調査から、雨漏りの原因は棟板金の経年劣化や内部の貫板の腐食によるものと判断しました。
そこで、雨漏り修理のご提案として「棟板金交換工事」をご提案させて頂く事となりました!
それでは、棟板金交換工事の様子をご紹介いたします。
劣化が確認された棟板金および内部の貫板は雨水の浸入によって腐食が進んでおり、固定力も弱くなっていました。
そこで、まずは既存の棟板金を丁寧に取り外し、下地の貫板もすべて撤去していきます。
作業中、ところどころに雨水の痕跡やカビの発生が見られ、浸水が長期間続いていたことも伺えます。
続いて、棟板金の土台となる貫板を取り付けていきますが、今回使用するのは
樹脂製の貫板です。
既存の木製の貫板に比べて耐久性・耐水性に優れており、腐食や劣化のリスクが大幅に軽減されるのが特徴です。
また、反りにも強いため、棟板金をしっかりと固定できるのもメリットです。
雨漏り修理と併せ、棟板金の耐久性を向上する事が出来ます!
貫板の固定が完了すれば、板金を被せていきます。
棟板金は屋根の中でも特に風の影響を受けやすい部分であるため、しっかりと固定していきます。
また、板金のつなぎ目は雨水の浸水リスクとなりますので、こちらも止水処理を忘れずに行います。
以上で、棟板金交換工事による雨漏り修理の完工です!
棟板金は普段あまり目立つ部分ではなく、特に見えない下地部分の劣化は放置されがちです。
今回の様な被害を未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスが大切となります。
「雨漏り専門赤外線調査.com」では屋根はもちろん、外壁・ベランダ等様々な場所で発生した雨漏り被害に対応可能です!
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工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
アンケート | 初回訪問時
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 雨漏り
- 弊社をどのように探しましたか?
- インターネット
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- した。予算です
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 近所だったから
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- ていねいで礼儀正しいかんじでした 説明もわかりやすかったです
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ていねいで礼儀正しいかんじでした