「激しい雨が降ると、2階の傾斜天井から水が壁を伝って落ちてくる……」とお困りではありませんか。
今回は、君津市荻作にお住まいのお客様より、「9月6日午後11時頃、2階の部屋にある傾斜天井から水が壁を伝って滴ってきたため、調査と見積もりをお願いしたい」とのご相談をいただき、現地へお伺いいたしました。
雨水の浸入経路を特定するため、建物を傷つけずに調査できる赤外線サーモグラフィーカメラを活用し、非破壊調査を実施いたしました。
お部屋に入ると、高い位置に設置された天窓(トップライト)から続く傾斜天井と、その真下にある壁面に雨染みが広がっている状況です。
天井からの漏水を少しでも食い止めるため、室内にはビニールシートと粘着テープを使った応急処置が施されていました。
天窓周辺から浸入した雨水が壁の内部を伝い、壁面にまで被害が広がった可能性がうかがえます。
雨漏りを放置すると、壁紙の剥がれやカビの発生だけでなく、柱や下地木材の腐朽など、建物内部にも被害が及ぶおそれがあります。
木材の湿潤が続けば、シロアリ被害につながる可能性もあるため、大切なお住まいを長持ちさせるには、早期に原因を特定し、適切な補修を行うことが重要です。
室内の傾斜天井を見上げながら、赤外線サーモグラフィーカメラを用いて調査を進めていきます。
サーモグラフィー画像では、天窓の木枠周辺から左側の壁面にかけて、青色から暗色を示す領域が確認できました。
周囲の壁面とは異なる温度分布が見られることから、水分の影響を受けている可能性が考えられます。
赤外線サーモグラフィーは、建物表面の温度分布を画像化することで、目視だけでは把握しにくい異常の範囲を推定するための調査方法です。
ただし、温度差だけで水分の存在や浸入経路を断定することはできないため、目視による調査結果や建物の構造などと照らし合わせながら、雨漏りの原因を詳しく調べていきます。
▼ワンポイント:天窓(トップライト)の耐用年数と雨漏りリスク
採光性に優れた天窓ですが、屋根に開口部を設けて設置するため、周囲の防水処理やシーリング材の劣化などによって雨漏りが発生することがあります。
防水シートやパッキンなどの劣化速度は、使用されている部材や設置環境によって異なります。
設置から年月が経過すると、
●シーリング材の硬化やひび割れ
●防水部材の劣化
などが進み、雨水が浸入するおそれがあるため、定期的な点検が大切です。
続いて屋外へ移動し、緑色の屋根材が施工された屋根全体の形状や、天窓の設置位置を調べます。
屋根面を赤外線サーモグラフィーカメラで調査したところ、天窓の下部にあたる屋根面に、周囲とは異なる温度分布が見られました。
室内側の雨漏り状況と照らし合わせると、天窓周辺の水切り板金や屋根材との取り合い部分から雨水が浸入している可能性が考えられます。
引き続き、天窓周辺の部材や屋根材の劣化状況を調べ、雨漏りの原因を詳しく見極めていきます。
天窓の外部周辺を詳しく調べたところ、ガラスを固定する枠のシール材や水切り板金の継ぎ目に、紫外線や風雨の影響による硬化やひび割れなど、著しい経年劣化が見受けられました。
また、周囲のスレート屋根材にも、表面の塗膜の剥がれやコケの発生が見られ、屋根材の反りや欠けなどの傷みも広範囲に及んでいる状態です。
天窓周辺のシール材だけでなく、屋根材にも劣化が見られるため、屋根全体の状態を踏まえたうえで、適切な補修方法を検討する必要があります。
今回の赤外線サーモグラフィー調査と外観調査の結果、経年劣化した天窓(トップライト)周辺から雨水が浸入している可能性が高いと判断しました。
天窓本体や周辺部材の劣化状況も踏まえ、お客様には以下の2つの改修プランをご提案しております。
●新しい天窓への交換工事(室内の明るさを維持したい場合)
●天窓を撤去し、開口部を補修して屋根材で塞ぐ工事(今後の雨漏りリスクを抑えたい場合)
ご予算や採光に関するご要望を伺いながら、お住まいの状態に合った施工方法をご提案いたします。
天窓からの雨漏りでお悩みなら「雨漏り専門赤外線調査.com」へ
傾斜天井や天窓周辺からの雨漏りは、浸入した雨水が建物内部を伝って離れた場所に現れることもあり、原因箇所の特定が難しい場合があります。
再発を防ぐためには、雨水の浸入経路を調べ、原因に応じた適切な補修を行うことが大切です。
●「壁を水が伝ってきた」
●「天窓から雨漏りしているようだけれど、どこを直せばよいかわからない」
など、お困りの方は、ぜひ「雨漏り専門赤外線調査.com」へご相談ください。
赤外線カメラを用いた非破壊調査で建物の状態を詳しく調べ、必要な対策をご提案いたします。
ご相談やお見積もりは無料です。天窓や傾斜天井からの雨漏りでお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
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